2016 2 28
abeja
東京都港区
Director:加賀山薫
Designer:横山信介
Constructor:HAKO-Re
最先端技術(人工知能)を活用したビジネスプロデュースにより「イノベーションで世界を変える」abeja.incのオフィス設計とテーブル製作。
成長企業は人員の増加が急速なスピードであるため、引越のタームがとても短いい。しかし、引越=成長の表れとして、人を迎え入れるオフィスはしっかりつくりたい。そんなジレンマが垣間見えることが多い。
そこで今回は引越になっても持っていける什器(テーブル)に着目した。従来のオフィス家具(フラッシュ家具)ではなく、研磨することで木が蘇る無垢材(ナラ)でテーブルを製作することで、引越=企業の成長とともにテーブルも成長していくというコンセプトで予算取りをした。
内装全体のコンセプトとしては、社会という生態系になくてはならないインフラ事業を目指すのABEJAを表現するため、全体的にあえて仕上げ前の壁裏や、むき出しの床面を見せることで、縁の下の力持ちたるインフラ事業であることを示して、未完成さゆえにあらゆる分野への汎用可能性を表現している。